日帰り弾丸温泉シリーズ その13
夏じゃないから海にもいけないし、寒くて外飲みもできないけど、出かけたい。で、冬と言ったらやっぱりキラーコンテンツは「温泉」！ってなわけで、夜の宴会の前までぶらりと日帰りで温泉に行ってみようシリーズ。
コンセプトは以下。
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄！笑
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しずらい（机がない）。
③新幹線は（当面）使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい！
ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第13弾は群馬の四万温泉です。
今回は「リゾートやまどり」です。特急でもなく、グリーン列車でもなく、臨時列車？
→→リゾートやまどりの詳細はこちら
このシリーズも最初は特急などで行ける範囲（駅から徒歩圏内）の温泉に限定していたのだが、だんだんどうせ行くならレトロで渋い温泉にしたいと欲がでてきて、今回も渋い温泉を探していたらこの四万温泉を発見した。普通に行くと「特急草津」を活用するところだが、調べていたらたまたま「リゾートやまどり」なるものを発見した。車両は特急ぽいのだが、なんと快速扱いなので料金は快速指定の540円。快適な車内でありながら、普通乗車券に快速指定券540円を加えるだけで行けちゃうってことである。アツイ！グリーン車よりも安いぞ！（ちなみに特急草津で行くと特急券2060円）ってことで早速指定席をゲットして当日を迎えた。
大宮出発なので、はるばる来ました。朝8時から営業している大宮駅のエキュートでツマミと酒を購入。
知る人だけが乗ることができる臨時列車。乗るとき妙に興奮します。
2時間20分なので充実の酒とツマミ（もちろん一人分）！全部乗り切らずにサイドテーブルに進出。
めったに乗らない列車なので鉄っちゃん気分で車内撮影。座席は２名並び席と１人席の編成。つまり座席間隔が広いってことか。前後の間隔も広い気がする。
車両設備も紹介されています。
和風な部屋あり。ここで宴会したらアツイが、全席指定だからあまり意味ない。混んでて席がばらばらになったときはここで飲むとよいかも。
こっちは普通のロングシート。でも全席指定だから敢えてここに座る人はいない。宴会するにも向いてない。
とかなんとか撮影していたら、四万温泉へ向かう中之条駅に到着。
なんだか歓迎っぷりが半端ない！
そういえば、中之条のボランティアの方が車内で町内観光ツアーのご案内をされておりました。その場でツアーに申し込むことができます（たしか無料）。
哀愁ただよう中之条駅。
中之条駅からバスで40分。
四万温泉に到着。あたりは温泉街なテイストです。
こういう渋い雰囲気、たまらん。
お目当てはここ！「積善館」です。なんと元禄時代に創業！日本最古の木造湯宿建築で重要文化財だそうです。そりゃあレトロなんて表現じゃ言い表せない貫禄を感じます（元禄だけに笑）。
趣きのある橋。下側のアーチみたいな窓が浴場です。四万温泉という名は「四万」もの病気を治すからついたのだとか。じゃあ俺のビール中毒もこの温泉入ったら治るかも！？（かえって風呂上りの即ビアしてそう）
この赤い橋。ジブリの「千と千尋の神隠し」のモデルになったとのこと。
いろんな角度から激写。真新しい建物より、こういった古風な建物がいいと感じるのはやっぱり年とったということなのだろうか。
ってことで、通りすがりの女子と記念撮影。一緒にお風呂入ったらどんな病気でも治りそうだ。
残念ながら積善館には行かないようなので、単独で行くとしますか。
こちらが積善館の玄関。
玄関を入ると日帰り入浴の受付。
昔ながらの急な階段。
階段の上は個室休憩室があるもよう。現在、満室。
ちなみに部屋の中はこんな感じです（入浴後に改めてきたら空いてた）
とりあえず、岩風呂に行ってみましょう。ちょうどついたときは混浴のお時間です！ドキドキ！
岩風呂へと続く階段。ドラクエの効果音を口ずさみながら降りる。「ざっざっざっ」
岩風呂の入口にたどりついた。
さあさっそく入ってみましょう。
脱衣所からお風呂が見える。
湯船。混浴でドキドキだったのに誰もいない。（こういうよこしまな人がいるから女子が入ってこないわけですな）
湯船から脱衣所をのぞむ。
風呂をあがって、本館散策。ところどころが渋い！
廊下も渋い！こういうところで隠れんぼしたら盛り上がるだろうなあ。（バイオハザード1でもこういう館にゾンビが出てきた気が・・・）
行ったのが11月だったので紅葉な感じがまた渋い！
さて、もう一つの建物にある温泉も行ってみましょう。
こちら「元禄の湯」
飲泉もできるもよう。飲泉ができる温泉ってけっこう少ないらしい。
大正ロマンな建物！昭和5年に建てられたようですね。アーチの窓はさきほどの赤い橋から見えたやつですね。
横側に変な部屋を発見。
中に入ると蒸気で天然のサウナ？状態。真っ暗の中から外を見る窓がまた大正ロマン。
なにやら「天国の駅」という映画のロケ地だったようですね。吉永小百合はわかるとして、西田敏行の変貌ぶりにびっくり。
積善館を出て、ブラタモリしてみました。
なにやら昭和な看板。
スマートボールってなんだ？後で軽く調べてみたらピンボールの一種で、一部の温泉街ぐらいにしかないらしい。都内では浅草に1店だけあるらしい。
昭和なゲームセンター？
共同浴場「河原の湯」を発見！
せっかくなので入ろうとしたら、ちょうど15時になって営業終了となってしまった。無念。
ということでバス停まで無念のブラタモリ。
バスの時間がきたので、四万温泉→中之条駅まで移動し、中之条駅から大宮まで「リゾートやまどり」で帰還！せっかく大宮きたので大宮駅前の名店「いづみや 本店」で飲んでから帰京！
渋い温泉にいくと「テルマエロマエ」のロケ地だとかジブリ「千と千尋」の舞台だとかによく出くわすが、さすがロケ地だけあって渋い温泉地に行きたいなら四万温泉「積善館」はおすすめです！
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