(キュンパス編)電車で飲みながら行く日帰り温泉!~秋田「乳頭温泉郷」

飲みながらいく日帰り温泉

日帰り弾丸温泉シリーズ その28

新幹線で行く秋田「乳頭温泉郷」

冬の平日休み。

①車は使わない
だって酒が飲めないから。温泉上がりのビアがうまいのに、それが飲めずに運転するのは地獄!
②特急かグリーン車をできる限り使う
電車内で飲むには在来線では敷居が高い。飲むことはできてもツマミまでは展開しづらい(机がない)。
③新幹線は(当面)使わない
単純に予算オーバー笑。「当面」としたのは今後ネタが尽きて「弾丸新幹線温泉シリーズ」も立ち上げる可能性があるかもということで。
今回は「きゅんパス」で新幹線を使ってみた
④夜の宴会時間に帰ってこれる範囲
現地から終電で帰るなら行動の幅が拡がるが、やっぱり帰ってからも飲みたい!
今回は移動に時間かかるので現地で宴会

「キュンパス」がアツイ!

2024年初めて「キュンパス」というのが発売された。何のパスかとざっくりいうと、期間限定で平日限定でJR東日本管内の鉄道が乗り放題で1万円。特急も新幹線もOK!というもの。
鉄道をよく乗る人なら、これが超超破格であるということが一瞬でわかる。
東京-仙台 新幹線指定席 片道11,410円

東京と仙台間の片道を乗っただけでもう元が取れる。ってことは、もっと遠くの北東北あたりに行こうものならもっとお得になる。なんなら北海道も?と思ってしまうが、そこはJR北海道なので管轄外である。

ってことで、日帰り弾丸温泉シリーズ第
東京駅、午前7時00分。
秋田直行の秋田新幹線こまちの指定席が全て満席で、こまちは自由席そのものがないので、当初は東京から新幹線ときの始発で新潟まで行き、新潟から特急いなほで秋田に行くという超荒業を計画していたが、行くメンバーのうちの1人が、仙台までやまびこの自由席で行って、そこからのこまちの指定席が空いているのを発見したので、そっちで行くことにした。集合時刻も始発より2時間遅い。
別件のキュンパス旅(酸ヶ湯温泉)で、東北新幹線を使うときに東京ー新青森間の指定が全席満席でも、このやまびこ自由席で盛岡までいき、盛岡-新青森間は指定が空いていたのでこの「途中までやまびこ戦法」は今後も使えそうだ。やまびこ戦法とか言ってると、昔の高校野球で池田高校のことを「やまびこ打線」とか言ってた気がしたが、まあ考え方は同じだろう。
平日だと思って指定なんて空いてるだろうと思ってたら、このキュンパス客で指定席の争奪戦状態であることがわかった。
この日は、首都圏で積雪予報!ということでダイヤが乱れるといやなので、発車時刻の60分前に東京駅についた。
自由席なのでならぶことが予想されたが、発車時刻の60分前なら楽勝だった。行列の最前列。
さあ10分前くらいにやまびこ127号が入線です。いつも思うけど、もっと早く乗車できればいいのにだいたい乗り込めるのは出発5分前くらい。まぁギリギリまで超スピードで清掃してくださってるからありがたいのだけど。
出発20分前でもあまり行列できてなかったが、10分前になると急にならびはじめ、乗車したら立ち乗客でいっぱいだった。なので自由席をならぶ目安としては30分前が良い。

ということで、朝8時だヨ!全員乾杯!座れてよかった!

東京積雪のため、窓の外は雪!テンション上がります!

2時間ほど飲んでる間に仙台に到着!

仙台駅で30分の乗り継ぎ時間の間に日本酒を飲む飲兵衛ガールズ。さすが少しの時間でも酒を接種することに余念がありません。

今度はこまち11号に乗車です。こちらは指定席取っているのでならぶ必要はありません。楽ちん楽ちん。

満を持して「銀鮭のはらこめし」の駅弁を買うものの、思ってた(パッケージの絵)よりイクラが少なくてショック。でも美味かった!

窓の景色の岩手山がアツイ!

仙台から1時間ほどで田沢湖駅に到着!

思ってたよりきれいな駅。先に買ってた方が良い(お得になるわけではない)というので、乳頭温泉までのバスの乗車券を買う。

25分の乗り継ぎ時間でバスに乗る。

やはりキュンパス客で混んでいたのかバスが増便されていた。1台で乗れなくても大丈夫。

バスの窓の外も雪景色。思ってたより雪は少ない。

途中で田沢湖も見えた!田沢湖は日本一深くて423メートルらしい。ということは缶ビール(350ml)3678本分の深さってことだ!そりゃ深い!

バスで45分ほどで乳頭温泉郷のうちの第一目的地の「妙乃湯温泉」に到着!いつも思うのだが乳頭って聞くとニヤニヤしてしまうのは私だけだろうか。

受付で入浴料金を払って館内に入り込みます。キュンパス客多し。

いい感じの館内。

こちら公式サイトの写真。なんと混浴です。でも我々グループ以外は全員男。

メンバーの一人・アイコ嬢が「新橋の男達の酒」というアツイ日本酒を持ってきたので、混浴で一緒に飲んでみました(乾杯の写真はない、残念)。

もう一軒、温泉をはしごするということで40分くらいで退散。館内にあったラウンジでまったりしていたら、そこは入っちゃいけませんよと言われる。

温泉はしごということで次の温泉まで歩いて行ってみます。東京積雪だったのに、天気よいな。

2軒目は妙乃湯から歩いて5分程度の「休暇村」に到着。選手村ではない。

ひろーい館内。わりと綺麗め。

公式サイトの写真。こっちは混浴ではありません。残念。

風呂上りのビール!(ビールがなかったので在庫のハイボールで代替。でも館内の自販機で売ってた)

帰りのバス。そこそこならんでいたが例によって増便してるので、座れて安心。

45分で再び田沢湖駅に到着。

50分ほどの待ち時間で帰りの新幹線。指定席なので安心安心。てか指定席しかないけど。

盛岡まで約30分。それでも居酒屋新幹線!

あっという間に盛岡駅。途中下車したのはもちろん“盛”岡で酒“盛”りするからです!盛すぎっ!

さあ、今夜は盛岡の「おおいし」です!4人だからタクっちゃえってことで、タクシーで5分。歩くと14分。この差で1杯飲めるからでかい。

メンバ―イチの飲兵衛オンナまゆゆ嬢(趣味:酒場放浪)が店をチョイス。予約もしてくれたのだが、そのタイミングで予約時に刺し盛りを注文してくれてたのですぐ出てきました。さすがまゆゆ。飲みに対する執着が半端ない。

ってことで、瓶ビールで乾杯!!銘柄はアサヒスーパードライ!

こちらは何かの魚のかき揚げ。

魚食べるなら刺身のほかに、焼き魚や煮つけも食べたいよねということで、何かの焼き魚。

こちらはカニの何か。

魚食べたら、ぽん酒でしょ、ということで地元岩手の酒「黒鷲」入りましたー

そして生牡蠣!海のミルク!ミルクボーイはM-1王者。てことな牡蠣は海の王者ってわけか!

これは何だったか忘れた。

まだまだ続くぽん酒。こちらは赤武という岩手の酒。「あかぶ」と読む。「あかたけ」ではないらしい。

そして、白子ぽん酢。女子が白子(タラの精巣)を食べていると何となくニヤニヤしてしまうのは私だけだろうか。

2時間半ほど飲んで食って、帰りのやまびこが自由席のため30分前にならぶ。楽勝。

飲み疲れてガン寝する飲兵衛オンナたち。放浪お疲れ様でした。

家に帰って、田沢湖駅で買った秋田名物「いぶりがっこ」とクリームチーズをツマミに締めのビア!

ということで、弾丸すぎる日帰り温泉でした。

ちなみにこれをキュンパス使わずに行くと、

東京ー田沢湖 新幹線往復 32,640円

かかるので、ちょっと日帰りだともったいない気持ちになる。しかし、それが1万円!!

前回のキュンパス旅(酸ヶ湯温泉)で同行したタナカ氏は、この割引の大元となる一番大事なパスを出発前の東京駅で失くすという史上最速の紛失劇をしたわけだが、今回は誰も失くさなかった・・・と思ったら、新橋の野郎の酒を持ってきて気合い満々だったアイコ嬢が帰りの新幹線でキュンパスを紛失したらしい。が、追徴料金なしで助かったとか。本当にキュンパスの紛失には注意です!

【今日のぶらり旅】

東京-乳頭温泉郷
(今日の買い出し)
事前にコンビニで買い出し

集合:07:00
東京08:08-10:11仙台 やまびこ127号 自由席
仙台10:41-11:59田沢湖 こまち11号 指定席

田沢湖駅前12:25ー13:10妙乃湯温泉 羽後交通バス

乳頭温泉郷
・妙乃湯温泉
・休暇村 乳頭温泉郷

妙乃湯温泉15:30-16:22田沢湖 羽後交通バス

田沢湖17:12ー17:48盛岡 こまち38号 指定席

盛岡
おおいし

盛岡20:29ー23:44東京 やまびこ74号 自由席

○交通費
東京-田沢湖(キュンパス往復)10,000円
バス 田沢湖駅前-妙乃湯温泉 820円(片道)
(今日の日帰り温泉)
○乳頭温泉郷
妙乃湯温泉」入浴料金 1,000円
休暇村」入浴料金 800円
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